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8.272020
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(障害分) 〜障害福祉サービス再開に向けた支援事業〜

目次(もくじ)
障害福祉サービス再開に向けた支援事業
障害児者やその家族の健康・生活を支える上で必須の在宅障害福祉サービス等の利用再開に向けた利用者への働きかけや環境整備等の取り組みについて支援を都道府県が行うことになりました。
下記の2つの事業を行います。
・在宅サービス事業所による利用者への再開支援への助成事業
・感染症対策の徹底に向けた環境整備への助成事業
在宅サービス事業所による利用者への再開支援への助成事業
在宅における障害福祉サービスの利用を休止している利用者が障害福祉サービスの利用を再開するための支援を実施した場合に必要となる経費を助成します。
相談系障害福祉サービス事業所と通所・訪問系障害福祉サービス事業所で助成対象が変わります。
<相談系障害福祉サービス>
1ヶ月間、障害福祉サービスを1度も利用していない利用者に対して、健康状態や生活実態、利用を希望する障害福祉サービスを電話又は訪問による記録を行なった上で、在宅系障害福祉サービス事業所と連携し、感染対策に配慮した実施に向けた準備
<通所・訪問系障害福祉サービス>
1ヶ月間、障害福祉サービスを1度も利用していない利用者に対して、必要に応じて相談支援専門員と連携し、健康状態や生活実態、利用を希望する障害福祉サービスを電話又は訪問による記録を行ない、利用者の要望を踏まえた障害福祉サービスを提供するための調整
対象となる障害福祉サービス
<相談系障害福祉サービス>
計画相談支援・地域移行支援・障害児相談支援
<通所・訪問系障害福祉サービス>
通所系:療養介護・生活介護・自立訓練(機能訓練・生活訓練)・就労移行支援・就労継続支援A・B型・就労定着支援・自立生活援助・児童発達支援(医療型含む)・放課後等デイサービス
訪問系:居宅介護・重度訪問介護・同行援護・行動援護・居宅訪問型児童発達支援・保育所等訪問支援
助成額
通所系・訪問系障害福祉サービス・地域移行支援:利用者1人につき、2,000円が助成されます。
計画相談支援:利用者1人につき、1,500円が助成されます。
障害児相談支援:利用者1人につき、2,500円が助成されます。
※1人の利用者につき1回のみの助成となります。
感染症対策の徹底に向けた環境整備への助成事業
「3密」(「換気が悪い密閉空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発声をする密接空間」)を避けて障害福祉サービスを提供するために必要な環境整備に係る費用を助成します。
対象となる障害福祉サービス
<相談系障害福祉サービス>
計画相談支援・地域移行支援・障害児相談支援
<通所・訪問系障害福祉サービス>
通所系:療養介護・生活介護・自立訓練(機能訓練・生活訓練)・就労移行支援・就労継続支援A・B型・就労定着支援・自立生活援助・児童発達支援(医療型含む)・放課後等デイサービス
訪問系:居宅介護・重度訪問介護・同行援護・行動援護・居宅訪問型児童発達支援・保育所等訪問支援
対象となる経費
・換気設備の購入及び設置に要する経費
・電動自転車等の購入又はリース費用
・タブレット等のICT機器の購入又はリース費用
・感染防止のための内装改修費
助成上限額
1つの事業所につき、20万円が助成されます。
※1つの事業所で複数の障害福祉サービスを提供する多機能型事業所の場合は該当するいずれかの障害福祉サービスの交付上限額以内でかかり増し経費が補助されます。
両方の交付上限額を合わせた額での補助はできません。
障害福祉サービス施設・事業所等ごとに、交付上限額と対象経費の支出額を比較して少ない方の額が交付額として補助されます。
1,000円未満の端数が出た場合には切り捨てとなります。
つまり、交付上限額以内の支出額であれば1,000円未満の端数を除いて、対象経費の100%が補助されます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参照:
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