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個別支援計画の作成における注意ポイント 〜コピー&ペーストによる2つの障害福祉サービス事業の運営を阻害する要因〜

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個別支援計画の作成において避けたいポイント

 

障害福祉サービス事業者の重要業務に「個別支援計画」があります。内容についてはこちらの記事を参照して下さい。

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今回は個別支援計画を作成する際に避けたいポイントをご紹介致します。それは「個別支援計画の内容のコピー&ペースト」です。

 

内容のコピー&ペースト

内容のコピー&ペースト(通称コピペ)。つまり、同じ支援内容を継続して実施する場合などによくコピペが使用されます。

では、障害福祉サービス事業者が内容のコピペをなぜ避けた方がいいのかを説明する前になぜ内容のコピペが生まれてしまうのかを説明致します。

一番の原因はサービス管理責任者の業務が多忙であることが挙げられます。管理者との兼務や現場の調整、従業員の育成等も請け負っているサービス管理責任者もいることでしょう。だからといって、簡単に内容のコピペをすることで個別支援計画の作成を乗り切ることは後々の運営に響く可能性があります。その後々の運営に響く要因として以下の2つが挙げられます。

 

・障害福祉サービス事業者の業務の手抜きが疑われる

・利用者家族の信用をなくす

 

個別支援計画以外の肝心な業務についても手抜きが疑われる

まず運営に響く要因の1つである「肝心業務の手抜きが疑われる」ことについてですが、障害福祉サービス事業者の言い分としては「肝心業務の手を抜かないために、個別支援計画の手を抜いた」という理由が多いかと思います。

しかし、個別支援計画は家族に支援内容をアピールすることでもあります。家族に前回と変わらない支援内容の説明をしたところで家族としては「また同じ内容なの?」「本当に家族の面倒を見てくれているのか?」と口には出さないかもしれませんが、そのように感じている方が多いはずです。障害福祉サービス事業者の手抜きを疑う相手は他ならない「利用者家族」なのです。

 

お客様は利用者であるが、家族でもあること

障害福祉サービス事業者のお客様は障害福祉サービスの利用者でもありますが、利用者家族も重要なお客様となります。特に利用者を大切に思っている家族はこの個別支援計画の内容を熟読していると思って下さい。さらに地域の障害者の家族会に所属している方であれば、家族会の仲間から情報を仕入れていることもあり、他の障害福祉サービス事業者の評判を話していることもあります。そこで家族を預けている障害福祉サービス事業者が「個別支援計画の内容をコピペしている」という噂が流れてしまったら、その家族会から利用希望者はいなくなる可能性も出てきます。良い評判よりも悪い評判の方が周知が早いので、欠員が出た時に募集をかけても利用希望者がいないために、報酬が下がってしまうことに繋がることまで考えておきましょう。

 

最後に

 

今回はコピペによる手抜きから繋がる障害福祉サービス事業者の不利益をご紹介致しました。最後の家族との付き合いの中で気を付けたいポイントがあります。

長く運営している法人であれば、家族が発起人であるケースも存在します。そのような法人は良くも悪くも家族との付き合いが深いために、お客様である利用者家族が法人が潰れてほしくないがために多少の不祥事に目を瞑ってしまうケースが少なからずあるということです。個別支援計画のコピペを許してしまう家族も少なからず存在します。この不祥事の隠蔽は家族が気に入っている長年尽くしていた従業員に対して行われることが多く、いつの間にか不祥事が温床化される危険もあるということを認識する必要があります。

個別支援計画のコピペはサービスによっては加算を取得するためにやむを得ない項目もありますが、コピペを避けて家族の目を意識して作成することで、今後の利用希望者の増加に繋がる可能性がありますので、意識して頂きたいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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