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新型コロナウイルス感染の疑いのある者が出た場合の5つの対応 〜グループホーム・障害者支援施設の対応〜

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障害福祉サービスがクラスターの発生がしやすい理由

 

関連記事:新型コロナウイルスの感染を防ぐための対応 〜障害福祉サービス事業の職員への対応〜

障害福祉サービスの中でも特に居住サービスであるグループホーム(共同生活援助)、ショートステイ(短期入所)、障害者支援施設(施設入所支援)は寝泊りをする空間を要するため、清潔を保つことが大切になります。

 

新型コロナウイルス感染の疑いのある者が出た場合

 

前回の記事では利用者への直接支援に関する感染対応を紹介しましたが、今回の記事では障害福祉サービス事業者全体が一丸となって取り組むための対応を事務連絡に沿って紹介致します。

以下の5つが主な対応となります。

 

・情報共有・報告等の実施

・消毒・清掃等の実施

・濃厚接触が疑われる利用者・職員の特定

・濃厚接触が疑われる利用者に係る適切な対応の実施

・濃厚接触が疑われる職員に係る適切な対応の実施

 

情報共有・報告等の実施

事業所内で新型コロナウイルス感染の疑いのある者が出た場合は、法人の代表者または事業所の管理者は「帰国者・接触者相談センター」に電話連絡し、その後の指示を受けて下さい。感染の疑いのある者の基準は関連記事を参照して下さい。

関連記事:新型コロナウイルスの感染を防ぐための対応 〜障害福祉サービス事業の利用者への対応〜

現場で感染の疑いのある者が出た場合は速やかに管理者に報告し、事業所内での情報共有を図るとともに、指定権者である都道府県知事等への報告を実施しましょう。

感染の疑いのある者が利用者の場合でも職員の場合でも利用者の家族にも報告を忘れないようにしましょう。忘れられがちですが、利用者の家族は新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザ等の感染にも敏感になっている方が多いです。新型コロナウイルスが終息した後であっても事業所内で感染の疑いのある者が出た場合は家族への連絡を忘れずに行いましょう。

 

消毒・清掃等の実施

外出後や食事の前以外にも、居室や共用スペースの消毒は可能な限り現場の職員も行うようにしましょう。事業所に清掃担当の世話人がいる場合には普段見落としがちな箇所の清掃をお願いしましょう。洗面台のうがいコップやゴミ箱、壁、ドアノブといった箇所は念入りに行うとよいでしょう。

消毒する際は、手袋を着用して消毒用エタノールで清拭するか、次亜塩素酸ナトリウム液で清拭後、乾燥させましょう。次亜塩素酸ナトリウム液の濃度はこちらを参照して下さい。

参照:「高齢者介護施設における感染対策マニュアル 改訂版」(厚生労働省) 88ページ

次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧は吸引すると有害である上、効果が不確実であるため、行わないようにしましょう

 

濃厚接触が疑われる利用者・職員の特定

新型コロナウイルスの感染の疑いのある者と濃厚接触が疑われる者とは以下が挙げられます。

 

・感染の疑いのある者と同室または長時間の接触があった者

適切な感染の防護なしで感染の疑いのある者を診察、看護、介護、支援をしていた者

・感染の疑いのある者の気道分泌液、体液、排泄物等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者

 

 

濃厚接触が疑われる利用者に係る適切な対応の実施

濃厚接触が疑われる利用者の対応としては前回の記事で説明した感染の疑いのある利用者の対応に加え、以下の対応を実践しましょう。

 

・部屋、共用スペース等の換気を1、2時間ごとに5〜10分行う

・職員は使い捨て手袋、マスクを着用して対応。咳込みがひどく飛沫感染のリスクが高い場合はゴーグル、使い捨てエプロン等も合わせて着用する

支援の前後に液体石けんによる手洗い、又は消毒用エタノールによる手指消毒を実施。手指消毒の前に顔には触れないに注意する

体温計は可能な限り利用者専用とし、その他の利用者と共用で使用する場合は消毒用エタノールで清拭後に使用

利用者全員も手洗い等で感染防止を図る

・管理者の指示により来訪者と利用者の接触の制限を実施

 

関連記事:新型コロナウイルス濃厚接触者の個別支援に関する5つの対応

 

 

濃厚接触が疑われる職員に係る適切な対応の実施

濃厚接触が疑われる職員で発熱等の症状が見られる場合は自宅待機を行い、保健所の指示に従いましょう。発熱の症状がない場合でも保健所と相談の上、対応を実施しましょう。

ですが、ギリギリの職員体制で現場を回している障害福祉サービス事業者としては自宅待機は現場支援に支障が出るため、職員の最小人数での支援を余儀なくされ、さらなるクラスターを引き起こす可能性も否定できません。社会福祉協議会等で関係団体への呼びかけを実践して頂き、他施設からの職員の要請も視野に入れる必要があります。そのような状況になったときのためにも今のうちからマニュアルの見直しを始めとした事業所内の業務の簡略化を目指していきましょう。

 

関連記事:障害福祉サービス事業の今後の傾向 〜利用者・従業員の今後〜

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

参照:障害者支援施設における感染拡大防止と発生時の対応について

 

 

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